東芝、債務超過の原因は米国の原発事業か

東芝がアメリカで行う原子力発電事業において、減損損失7125億円の計上を行う旨を発表しました。これに付随して原子力部門の責任者である志賀重範代表執行役会長は、責任を負うかたちで辞任を表明しています。加えて四半期報告書の提出延長を申請したことも明らかとなり、これの背景には、CB&Iストーン・アンド・ウエブスター社の買収に踏み切った決断が大きく関わっています。この際に社内で十分な管理が行われていなかったとする報告が上がっており、詳細な検討が必要であると判断され現在の報告書提出延長へと繋がっています。